治験で使用される新薬とは

治験で使用される新薬とは


治験モニターで使用される新薬は大きく分けて３つのタイプがあります。

１つ目は、日本以外の外国で既に市販されている薬を日本国内で販売する為に治験する。
　　　　　　
　　　　　　この場合、外国ではすでに承認され治療薬として実際に服用されている薬なので
　　　　　　治験モニターへの安全性も確認されており、治験モニターで使用される新薬のほとんどが
　　　　　　海外の新薬を日本人で治験データを得るために行われます。

２つ目は、既に日本国内で販売されている薬を、国内の他の製薬会社が製造をし
　　　　　　国内で販売をするために治験する。

　　　　　　多くの患者さんが既に服用されている薬と同じ成分の新薬の治験となります。

３つ目は、新しく研究開発され有効性が確認された新薬を日本国内で販売する為に治験する。
　　　　　　

治験モニターに参加すると

治験モニターに参加すると


月に何度か指定された病院もしくは実施期間に通いながら新薬を服用するようなケースもありますが
大抵は実施機関に泊まりこんでの治験となります。

治験モニターは検査の対象となる医薬品や化粧品・健康食品などを治験し身体的データを得る事です。
そのために実施機関の指定の時刻に検温・血圧・採血・体重測定・心電などの検査が実施されます。

治験期間中は検査時間と食事時間・就寝時間以外は自由時間となります。
自由時間は読書や映画鑑賞・ゲームなどをして各自自由に過ごす事が出来ます。

タグ：治験モニター

新薬モニターのデメリット

新薬モニター・治験モニターのデメリット


高額な報酬な治験モニターですがデメリットもあります。

治験期間中は基本的に検査時間と食事時間・就寝時間以外は自由時間となります。
自由時間には読書をしたり、DVDを鑑賞したり、ゲームをしたりと
各自自由な時間を過ごせます。

しかし自由な時間があるとはいっても激しい運動などは出来ません。
また検査時間と生活習慣に対しても制約があります。

検査時間の制約とは、定期的な通院や実施機関への宿泊、就寝中のモニタリング等の
治験モニターの時間を拘束します。

また、生活習慣の制約とは、
新薬治験時に特定の食品について飲食禁止となる場合があります。
他には運動の制限を科せられる場合もあります。

治験としての正確なデータを取得するに当たり、それを阻害するような要因について
事前に禁止される場合があります。

このようなデメリットがある事を了解したうえで治験モニターに参加しましょう。